
美大に入ると、普通の大学と比べて就職先が限定されてしまうのではないか、という声はよく聞きます。
一昔前までは美大を卒業した後はクリエイター職を目指す人が大半でしたが、最近では一般企業に就職する人も増えています。
美大を卒業した後の一般的な就職先や、どのような職に就けるのかご紹介しましょう。
■美大卒業後の主な就職先は?
最近では一般企業も美大出身者の採用を増やしているところが多く、様々な分野に門戸が開かれています。
デザインやアパレル業界や放送メディアやIT、ゲームやアニメなどのエンターテインメント業界、印刷・出版業界、広告業界、その他一般企業など様々です。
美術教員や公務員、美術館の学芸員になる人もいます。
■美大で学んだ知識は一般企業でも生かせる
美大で学んだからといって、全員がクリエイター職に就くわけではありません。
近年は一般企業においても美大出身者の需要が高まっており、美大で学んだデザインスキルや知識を生かせる職種は多くあります。
例えば、建築デザインを学んだ人が不動産会社に就職した場合、デザインの知識を生かして顧客に合った物件を探す仕事に役立ちます。
また、映像制作を学んだ人が現場経験を積んで監督として活躍する場合もあります。
美大で学んだ知識やスキルを活かせる就職先は、クリエイター職だけでなく一般企業にも多くあります。
美大出身者の就職先は、自分の興味関心や能力に合わせて広く門戸が開かれていると言えるでしょう。