
みなさんこんにちは!
今回は、今話題のアートメーターについてお話しします。

アートメーターとは、絵の測り売りのサイトになります。
基本単価を設け、絵のサイズによって価格が決まるようになっています。
また、絵画が売れれば売れるほど、アートメーターの中で画家としてのレベルが上がるという仕組みです。
アートメーターの中で画家レベルが上がると基本単価も上がり、最終的には自分で販売価格を決めることもできます。
と言ったところです。(笑)
この文章だけでは、まだまだアートメーターの実態がわかりません。
口コミはどうなのか?
・Yahoo!知恵袋

・OKWAVE

口コミを見ると、なかなか厳しい評価が多かったです。
でも口コミだけでは、アートメーターの実態を理解するということにはなりません。
では、デメリットとメリットをみていきましょう。
アートメーターのメリット
・海外にも販売出来る
アートメーターは何と言っても、海外にも販売できるということです。
販売は国内だけでなく世界100ヵ国以上で行われています。
アジア最大級の絵画販売サイトなのです。
描いた絵をアートメーターのサイトに登録するだけで、世界の人びとに見てもらえますし、もし自分の絵画を海外の方に気に入っていただけたら、自分の画家活動のコネクションができますね。
・登録料は無料
登録が無料ですので、初めは0円でスタートすることができます。
チャレンジもしやすいですね!
・自分の画家レベルをサイト内であげることができる
アートメーターの画家レベルというのは、販売実績ということです。
販売実績に応じてレベルが上がります。
なので、画家としての腕試しにはもってこいのシステムですね!
レベルが上がれば、どんな特権があるのでしょうか?
レベルが5になれば、価格が自由に決められるという特権があるみたいです。
また、販売実績が上がると、自分の絵画をよく購入してくださるリピーター様が増えるということなので、それも大変嬉しい特権ではなおでしょうか?
そして、自分で価格も決められるために、収入もどんどん上がります!
アートメリットのデメリット
・ライバルが多すぎる
ライバルが多いって良いことですが、競争相手が多ければ多いほど、やはり売れるためには値段を下げざるを得ない、という状況に追いやられるのです、、、、。
・報酬は計り売り
報酬は、先ほど述べたように計り売りスタイルとなります。
このような計算方法↓
cm2の単価は、
メインの技法の単価 + 支持体(ベースの素材)の単価 + 画家レベルの単価 によって決定します。
そして
単価 × 絵の面積 = 絵の価格 となります。
うーん。少しわかりにくいのでこちらの例をどうぞ!

計り売りなので、自分の実力とうまく比例しないお値段になります。
なので、絵画を判断されるのではなく、大きさで判断されるのは、画家さんにとっては、、、、、。という感じではないでしょうか?
・販売手数料が高すぎる
じつは、販売手数料は販売価格の45%。
そして送料も自己負担になるので、利益はほとんど見込めない場合が多いです。
例えば、3000円で絵画を販売したとします。
画材50円、額縁500円、支持体100円としたら、
原価:650円
送料:1100円
アートメーターの販売手数料:1350円
つまり、3000円ー650円ー1100円ー1350円
=100円
100円!?!?
そうです。利益は100円です。
原価は、安くしようと思えば、できますが大体の相場で計算してもこのような値段となるのです。
画家さんは、一枚の絵にどれだけの時間を費やしているのでしょうか?そして、その一枚に込められた思いなど、絵につまっているたくさんの価値を100円で、というわけにはいかないのではないでしょうか。
・ほとんどの絵画の金額は5000円前後
先程、3000円で計算しましたが、ほとんどの絵画は5000円前後。
しかし、アートメーターのサイトを覗いてみると、1000円代の絵画もありました。
おそらく、なんでそんな安価で販売するの??
とお思いではないでしょうか?
しかしそこには、大きな理由があります。
それは、“安くしないと絵が売れない”
ということなのです。
それはとても悲しいことです、、、、。
アートメーターはこんな人にオススメ

アートメーターは絵画販売の初心者さんにおススメです。
初心者さんは自分の絵が客観的に見てどうなのか、がわかるのではないでしょうか。
また、どんな絵画が売れるのか、といったことも学ぶことが出来ます。
なので、初心者さんにもオススメですが、自分の力量を確かめたい方にもオススメですね。
逆に、もうすでに違うサイトで出品していたり、自分の個展などを開いてあーティスト活動を盛んにしている方は、オススメしません。
理由としては、今までに何度か絵画を販売しているでしょうから、計り売り、というのは値段に納得できないことが多数生じることと思います。
なので!!
絵画販売初心者さん、自分の絵画の腕試ししたい方、はぜひ利用してみてください!