
絵を描く仕事をしようと思ったら、そもそも自分のレベルがプロの世界で通用するかが気になるものです。
自分のレベルで絵の仕事が目指せるのだろうか、イラストレーターとしてやっていけるかなど不安に思っている人も多いでしょう。
超一流の画家になりたい人は当然ながら圧倒的なレベルが必要ですが、絵の仕事をするために大切なのは、実は画力のレベルだけではありません。
もちろん、絵の仕事に携わるためにはある程度の画力は必要です。
しかし、仕事をスタートした時から圧倒的に絵が上手かった人はそんなに多くありません。
未経験からスタートし、成長しながらレベルを上げていった人がほとんどと言えます。
どんな仕事でも、仕事を始める前よりも始めてからの成長が大切です。
絵の仕事も、何年たってもレベルが変わらず技術もスピードも進化しないなら結果的に仕事は得られなくなっていくでしょう。
基本的に、仕事を依頼してくれた相手の要望をくみ取り、依頼者側の意向に沿った絵を仕上げて、求める以上のレベルで仕事ができれば大丈夫です。
絵の仕事で大切なのは、今の自分のレベルではなく、相手が求める最低限のレベルをいかに見極め、それを超えるかという点でしょう。
仕事を始める前に画力のレベルで悩むのではなく、実際に仕事をしながらスキルや技術を磨いていこうという向上心を持つように心掛けてください。