
アニメーターやCGクリエイターも就活や転職の際には、力量や技術力を見るために作品をまとめたポートフォリオが必要です。
アニメーション作品をポートフォリオに加える場合、ストーリー性のあるすごい動画を作ろうとする必要はありません。
人物を歩かせたり、走らせたり、キャッチボールをする動作など、現実的な動作のアニメーションが望ましいです。
また、長すぎても良くないので、3~5カットで尺は10~15秒程度の長さに納めましょう。
プロはストーリー性や作画の美しさよりも、カメラワークや違和感のない動きなど基礎的な部分をよく見ています。
自分のスキルを最大限に見せることにこだわって、アニメーションを制作しましょう。
また、アニメーターはアニメーションだけではなく、イラスト作品も必須です。
5分程で見られるように、まとめる作品の数は50~60枚がおすすめです。
収める作品はオリジナル作品だけではなく、デッサンや模写、パーツ、クロッキーを用意しましょう。
デッサンからは画力が分かるので、形や明暗、質感などが伝わる作品が好ましいです。
模写は既存のキャラを老若男女問わず様々な角度から描いたり、パースは背景のみや人物を入れたりなど複数のパターンを用意しましょう。
クロッキーは対象物の捉え方が評価できるので、ポーズ絵や動きを描き分けた作品が良いです。
アニメーターは線画の方が重要なので、カラー作品を無理に入れる必要はありません。