
みなさん、こんにちは!
casieライターのkanocoです。
いきなりですが、こちらのグラフを見てみてください。

このグラフは、世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」とスイス最大の銀行「UBS」が、2018年の世界美術品市場を分析するレポート「The Art Basel and UBS Global Art Market Report 2019」です。筆者は、文化経済学者のクレア・マカンドリュー博士。
一年間で、世界の美術品市場は6パーセント成長し、市場規模は推計674億ドル(約7兆5000億円)に達しました。
つまり、アートを楽しみ人々が増えてきているということ。

そして、みていただきたいにが、このグラフの市場トップ3!
アメリカ
イギリス
中国
の3ヶ国で総売上高の84パーセントを占めているのです。
あ、あれ?日本は、、、、、、?
やはり日本はアートに関しては、発展途上国にようです。
そんな日本でアーティスト活動されているみなさん!
”海外で絵を売る“
ということを考えてみませんか?
海外の方がこの上のグラフから分かるように、日本より海外の方がアートが浸透しています。
そのことを考えると、”海外“に視野を向けると、活躍の場が広がるのではないでしょうか?
今回は、日本の画家さんが海外で絵を売るための1つの手段として、オススメの海外で絵を売るサイトを紹介していきたいと思います。
Adobe Stock

Adobe Stock(アドビストック)とは、Photoshop やIllustratorといった画像編集ソフトでおなじみのアドビ社が提供するストックフォトサービスです。
下記の条件を満たしていれば、Adobe Stock(アドビストック)では誰でも販売することができます。
- 18歳以上であること
- 販売用にアップロードするすべてのファイルの単独所有者
- 販売素材に特定できる人物または私有財産が含まれる場合、署名付きリリース(承諾書)を添付する必要あり
販売方法は?
①Adobe Stockクリエイターに会員登録
会員登録はこちらにアクセス↓
https://contributor.stock.adobe.com/jp/
↓
②販売するデジタル素材をアップロード
アップロードが簡単で、アップロード枚数、データ量に制限がないので、誰でも簡単にアップロードできます。
また、販売するデジタル素材は、スマホで撮影したもので大丈夫なのでいろんな素材をアップロードできます。
↓
③Adobe Stockで審査
通常は審査結果は一週間程度で届きます。
そんなに厳格にルールがあるわけではありませんが、以下のような条件があるようです。
・法律上の基準
・技術的な品質
・タイトルやキーワードの正確さ
・商業的価値
・美的価値
・ファイルが独自のものを提供しているかどうか、または既に提出されているかコレクションに掲載されている他のファイルに類似していないかどうか
↓
④デジタル素材の販売開始
という流れとなっています!
報酬は?
購入プラン | ダウンロード毎の報酬 |
3 点/月月プラン (月払い) | $3.30 |
10 点/月月プラン (月払い) / 年プラン (年間契約) | $1.65 / $0.99 |
40 点/月月プラン (月払い) / 年プラン (年間契約) | $0.82 / $0.66 |
350+ 点/月保証された最低額 | $0.33 ~ $0.40 |
拡張ライセンスオンデマンド | $26.40 |
上記がアドビストックの報酬表になっています。
どのような購入プランで写真が買われたのか?ということによって報酬が変わってくるのです。
他のサイトに比べて、この報酬方法が分かりにくい、、、、。
ですが、売れたら、売れた分だけ、報酬が上がっていく制度なので、そう考えて貰えば、良いかと思います。
Adobe Stockのここが良い!!
Creative Cloudを通してPhotoshop、Illustratorユーザーに直接販売できることでスネ。
Creative Cloudは世界中で数百万人のユーザーがおり、デザイナーやクリエイターの多くが愛用しています。
また、審査は少し厳しめですが、何枚の絵も審査できるので、多くの絵を登録できるということが特徴ですね。
ShetterStock

shutterstock(シャッターストック)はニューヨークに本社があるShutterstock社が運営するフォトストックサービスです。
販売方法は?
①shetter stock に会員登録
https://submit.shutterstock.com/
↓
②販売するデジタル素材をアップロード
↓
③ shutterstock(シャッターストック)で審査
↓
④ デジタル素材の販売開始
報酬は?

こちらもまた分かりにくい表です、、、。
表は参考までです。
だいたい1ダウンロード 25円から35円が相場となっています。
ShetterStockのここが良い!!
約150か国で展開しているサービスですので、世界中のユーザーに販売できるのが最大のメリットです!
寄稿者は海外の人が多いので、日本らしい絵なんかはサウンロード数が増えると思いますよ!!
iStock

「iStock」は大手メディアが採用していることでも有名なGetty Imagesが運営する世界最大規模の画像・写真素材サイトです。
販売方法は?
①コントリビューター応募用アプリ(iOS or Android)をダウンロード
↓
②アプリからサンプル(写真/イラスト/映像)のアップロード
↓
③iStockで審査
↓
④会員登録
↓
⑤販売するデジタル素材をアップロード
↓
⑥iStockで審査
↓
⑦デジタル素材の販売開始
少し今までの販売方法とは異なりますね。
手順が少し複雑となりますね。
報酬は?
通常のユーザーであれば固定で、iStockと専属契約を締結すればダウンロード数に応じて変動するような形となっています。
■通常の場合
イラスト | 20% |
■専属の場合
ダウンロード数 | ロイヤリティ |
100000 | 45% |
15000 | 40% |
4000 | 35% |
デフォルト | 30% |
iStockのここが良い!!
世界中のユーザーに販売することができることはもちろん、審査が早く、比較的審査が優しめなので、簡単に利用できます。
ARTーMETER

アートメーターは、画家が描いた一点ものの絵画を計り売りで販売するオンラインショップです。
計り売りということなので、絵の能力に関係なく大きさで値段を判断されることにはなりますね。しかし、レベルが上がると絵画の単価も上がるみたいなので、実力を見られるシステムにはなっています!
販売方法は?
⓵ユーザ登録(無料)
↓
⓶画家登録
↓
⓷作品登録作品登録ボタンで作品登録を行うか、MYページから作品登録をする
↓
⓸事務局データチェック登録をしたら、事務局で登録確認
↓
⑤ 販売開始!
登録することがどうやら多いようです😢
報酬は?
報酬は、先ほど述べたように計り売りスタイルとなります。
cm2の単価は、
メインの技法の単価 + 支持体(ベースの素材)の単価 + 画家レベルの単価 によって決定します。
そして
単価 × 絵の面積 = 絵の価格 となります。
うーん。少しわかりにくいのでこちらの例をどうぞ!

ARTーMETERのここが良い!!
ARTーMETERは、アジア最大級規模の絵画販売サイトです。規模が大きいので、安心して利用できます。
レベルに応じて報酬もアップするので、モチベーションも維持できます!
Etsy

Etsyとは、世界最大規模のハンドメイド中心のショッピングサイトです。
販売方法は?
①商品写真をアップロード
↓
②商品詳細を記入
↓
③送料を設定
↓
④販売開始!
他のと比較しても、フリマサイトに出品する感覚と同じようですね。
報酬は?
ハンドメイドマーケットなので、画家さんが、販売額をそのままもらうことができますが、手数料がとられます。
出品料 | ‐商品 1 個につき $0.20 米ドル。 手数料は、商品が出品された際にあなたの支払い口座に課金されます。販売の有無にかかわらず支払われる必要があります。商品は 4 ヶ月経つと出品期限切れになります。 |
Etsyのここが良い!!
海外の作品も多いので、かなり刺激になり、また、インスピレーションを受けられるのではないでしょうか!
また、ウェブサイトでも、何かしらのイベントを開催しているのでチェックしてみても面白いと思います!
終わりに

日本だけにとどまらず、海外にも目を向けることは、今の時代当たり前になっているかもしれませんね。
今回は、みなさんに5つの販売サイトをご紹介しました。
報酬額を見て、安!!なんて感じたのではないのでしょうか?
そうなんです。すごい安いのです。(笑)
絵画販売は、このようなサービスをりようするのもよいですが、他にもいろんな方法があります。
よければこちらも、読んでみてください!