
「自分で描いた絵、売ってみたい。」
そう考えている皆さん!絵を売る方法はたくさんあります。
今回は、皆さんが思っている絵を売る方法って何?という疑問を解決していきたいと思います。
それでは、見ていきましょう。
1、道端で絵を売る

道端で絵を売るのには注意が必要!まずは、警察の許可を得ねばなりません。
道路は言うまでもなく公共の空間なので道路交通法第76条でも、交通の妨害となるような方法で道路にみだりに物を置いたりするなどの行為は「絶対禁止行為」とされているんですね。
一方、路上販売は無許可では厳禁ですが、警察に届け出をすれば行うことができる「相対禁止行為」です。道路使用許可の3号許可がまず必要です。しかし、実際のところ、許可が降りることはありません。過去の事例を調べてみると、お祭りや花火大会などの地域のイベントがある時だけ例外的に許可してもらえることはあっても、個人の営利目的だけではまずNGなのです。
それでは、路上での絵を売るのはどうすればできるのでしょうか?
道路使用許可が必要となるのは基本的に公道のみです。そして、道路には公道だけではなく私道もあります。そうなのです!私道を利用すれば良いのです!たとえば、路上販売にちょうど良さそうな空き地を見つけたら、まずは住所と地番(地番とは土地登記簿に登録するために土地に付けられている番号のことです)を特定しておきましょう。住所と地番がわかれば法務局サイトから所有者の住所氏名を確認できるので、連絡してみるというのもひとつの方法です。
もし、路上で絵を売ることをしたければ、私道を見つけ、その持ち主と話し合い、そこでさせてもらうことが一番の近道のようです。
2、個展を開く
個展を開くには三つのステップの順序が大切です。
step1:会場の手配

まずは会場をおさえなければいけません。個展の目的ならば、ギャラリーがオススメです。
ギャラリーには「貸しギャラリー」と「企画ギャラリー」の2つがあります。貸しギャラリーは賃料を払って必要な日数だけ借り、売上はそのまま作者の収益にすることができます。企画ギャラリーは、ギャラリーの企画の一環として作家の個展を開きます。企画ギャラリーの場合、賃料はかかりませんが収益の一部をギャラリーに支払います。中には、貸しギャラリーと企画ギャラリーの両方に対応しているギャラリーもあるため、チェックしてみてくださいね!
また、個展を開くということになると、その個展のテーマに合わせて、飾り付けや、BGMも自分で決めたい!という思いがあると思います。しかし、会場によっては飾り付けやBGMの使用にルールが設けられている場合がありますので、それは事前に確認しておきましょう!
会場を貸してくれる会場のオーナーさんとの話し合いが重要になってきますね。
step2:宣伝
個展を開くということになっても、勝手にお客さんが来るわけではありません。集客は自分自身で頑張ってしなければいけません。集客のため、宣伝を行う必要があります。宣伝といっても、宣伝の方法は様々です!
・フライヤーやチラシ、ポスターをつくる

フライヤーやチラシ、ポスターはすべて紙媒体で、また大量に印刷をしなければならないので、印刷業者にお願いするのがいいと思います。
・立て看板をつくる
会場が決まれば、会場の前を通る人にもわかりやすく個展をしています、という立て看板を会場の前におくのが良いと思います。その際、入りやすい個展だよっというイメージを看板に示すと、入りたいけど、入りづらそう、なんていうことがなくなりますので、そこは注意しておいてくださいね。
・SNSを活用する

SNSでは存分に告知をしましょう。意外とSNSを見ている人は多いですし、たくさんの方が個展とういうものに興味があるものです。
自分だけでなく知り合いの中で告知してくれそうな方にお願いして、情報を拡散してもらいましょう。SNSの拡散力をものにしましょう!
step3:設営

設営にはまず作品の搬入・搬出をしなければなりません。その方法は、会場ごとに決まりがあるようなので必ず確認しておいてください。搬入日は個展当日なのか、前もって搬入できるのか。自分の車で作品を運ぶのか、搬入業者の指定があるのか など。搬入可能な時間や会期終了後の搬出時間、駐車場所など、実際の動きをシミュレーションして会場側に確認しておくのが必須となります。
また、展示方法もしっかりと相談せねばなりません。
画鋲、釘が大丈夫なのか、など。
自分の思い通りの個展のイメージ通りにするためには、しっかりと会場主との交渉次第であると思います。
自分の個展のモチーフやイメージを事前にまとめたものを用意しておくといいかもしれません。
3、casieを利用する
皆さんはcasieをご存知でしょうか?
簡単に言いますと、casieに絵画を預けて、その預けた絵画は日本全国の一般家庭やお店、オフィスなどにレンタルされる、とういうことになります。
casieに作品を預ける流れを簡単に説明しますね。
エントリーの流れ
1 アーティスト会員登録
まずはエントリーフォームからアーティストとして会員登録!もちろん登録は無料です!
2 作品審査
アーティスト情報や作品写真・作品の画材や情報を入力して簡単エントリー。
3 作品登録
作品の審査完了後、通過作品のみ情報や撮影画像をCasieが登録します。
4 作品公開
お客様のご指定、もしくは弊社スタッフによる作品セレクトによってレンタルが行われます。
5 報酬のお支払い
作品がレンタル、もしくは販売された場合に報酬をお支払いいたします。
レンタル料金の35%が支払われ、購入されると、その60%が支払われます。casieに登録すると、作品を知ってもらう機会が増えますし、自分のファンも増えることになります。
また、購入前の検討してレンタルするユーザーも多く、購入も繋がるのでチャンスが広がります!
casie所属のアーティストさんの声


といったような意見が出ているみたいです!皆さんも是非利用して見て下さいね!
4、ネットショップで絵を売る

ネットショップはたくさん種類があります。今回は、自分で開設するネットショップ4つと、インターネット内のモールに出店するネットショップ2つを紹介したいと思います!
「自分で開設するネットショップ」
自分で開設するネットショップは集客は自分でしなければなりませんが、自分の絵のブランドを構築しやすいのがメリットです!
BASE
BASE(ベイス)とは、ネットショップを最短3分、しかも無料で開業できるインスタントECサービスの事です。BASEにネットショップを出店する最大のメリットは無料で簡単にネットショップを開けるのです!ネットショップの運営は、いろいろと複雑な業務がからみあうこともあり、管理画面も非常に煩雑になりわかり辛いことが良くありますがBASEはバックヤードについてもシンプルでわかりやすいのでネットショップ初心者さんはBASEから初めてみたらいいと思います!
カラーミーショップ
カラーミーショップの利点は、なんといっても売り上げに対するマージンが必要がないこと。ショップ設営の最安プランであれば月額1,000円以下で利用できます!商品ページの作成からメルマガ配信、ポイント付与、アクセス解析までネットショップに求められる350以上の機能を備えていて、定期購入やクーポン配信も可能です。また、BASEの決済方法がクレジットカードや銀行振り込みなど数種類に限られているのに対し、カラーミーショップでは代引き、楽天ペイ、Amazon Pay、ゆうちょ振替などにも対応しています!
stores.jp
STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)とは、専門的な知識無しでだれでもネットショップを構築できる簡単ECサイト構築サービスのことです。ほとんど機能はBASEと変わりありませんが、決済方法が多く、豊富な決済方法から選択できるため、カゴ落ちの防止にもつながります。また、STORES.jpでは、物販のネット通販以外にも音楽や動画などのダウンロード販売も可能なので、大変魅力的なネットショップです!
makeshop
他サイトと比べてはるかにテンプレート数が多いのがこのmakeshop。また、メルマガ配信や口コミ・レビューはもちろん、人気ランキング、ユーザーの行動履歴にもとづいたレコメンド、ソーシャルメディア連携などトータル651種類の機能が搭載されており、商品も最大5万点まで登録できます。
「モールに出店するネットショップ」
モールに出店するタイプのネットショップは集客をモール自体がしてくれているので、簡単に集客することができます。
minne
ミンネを使えば会員登録も無料ですし、サイト内に出店するのにも出店料がかからないのです!なので、本格的に絵を売ることで生計を立てたい場合はもちろん、趣味の範囲で描いた作品をちょこっと売ってみたいという場合にも利用しやすいです!

それと、minneの中で、商品検索欄のカテゴリーにアート、写真欄が作られているので、絵を探している側も、絵を売る側にも大変便利なサイトになっています!
ART-Meter
ART-Meter(アートメーター)は絵の委託販売のサービスです。プロ、アマチュアを問わず、画家登録すれば、誰でも作品を売ることができるのです!登録は無料!!
まずは、無料のユーザ登録を行い、画家登録ユーザ登録が完了したら画家登録をします。
そして、作品登録を行います!お次に事務局データチェック登録したら、事務局で登録内容を確認していただけるとのこと。それが終わると販売の開始の案内が届くみたいです。すごく簡単な流れです。
※作品登録から販売開始まで7日~10日程度かかるようです。
こんな簡単に登録できちゃうので、登録だけでもしておくのがいいと思います。
これらのネットショップですが、今回は紹介までです。料金の比較の記事もまた用意しますのでそちらを見てみてくださいね!
minne(ミンネ)では、1点もののアクセサリーや文房具、雑貨、食器などなど
かわいい手作りの作品が260万点出品中♪
作品を見ているだけでもあなたの創作意欲が刺激されちゃいます☆
まずはいちど見てミンネ ☆ 彡
5、SNSを利用する

SNSの中でも絵を売るのに匹敵なのが、instergramです。
instergramで絵を売るには、instergramのショッピング機能であるショップナウと連携さえすれば、instergram上で絵を売ることが可能になります。
またその連携方法は別の記事でお知らせしようと思います!
しかしSNSで絵を売る、というのは、かなり難しい、とされています。販売用のサイトを作っても、ある程度フォロワーがいないと販売は難しいです。また、決済方法や、商品発送などのとき、商品の事故や破損が生じた場合の対策などがはっきりと決められていないので、カスタマーとのトラブルの元になります。通常はSNSはメッセージのやりとりを行なう場であるので、SNSでは、広告として利用するというのもありだと思います!
終わりに
いかがでしたか?
「絵を売りたいけど、売り方がわからない」
そんなことがないようにこちらをじっくり読んでくださいね!