
パソコンやタブレットが普及した今では、絵を描く仕事もデジタルに移行してきました。
そんな現代では「アナログはもうダメなのか」と思う人もいるでしょう。
ペンタブレットを使用するイラストレーターも多くいますが、ペンと紙を使って昔ながらの手法で絵を描いている人もいます。
果たしてアナログの時代は終わってしまったのでしょうか?
そこで今回は、アナログで絵を描く仕事は減っているのかご紹介します。
- アナログで絵を描く仕事が減っているわけではない
- デジタルとアナログでは絵の雰囲気が違う
- アナログの強み
- 最後に
アナログで絵を描く仕事が減っているわけではない

アナログで絵を描く仕事が減っているかと言うと、一概にそうとは言えません。
確かにデジタル化が進んだ現代では、ペンタブレットを使用して絵を描いている人も多くいます。
しかし手描きの風合いと暖かみのある雰囲気から、アナログの絵を求める人がいるのも事実です。
アナログで絵を描く人が減少傾向にある今、アナログ派の人は貴重な存在と言えるでしょう。
デジタルとアナログでは絵の雰囲気が違う

デジタルの波に押されずにアナログの仕事が減らないのは、両者で絵の雰囲気が違うからです。
ペンと水彩を使用して描いた絵とデジタル画では、同じ絵を描いたとしてもタッチが変わります。
近づくことはできても、完全に再現することはできないのです。
デジタルとアナログを使い分けていけると、大きな強みとなるでしょう。
デジタルで絵を描く人も多くいる今、アナログで絵を描く人は貴重な存在と言えます。
昔よりアナログで絵を描く人は減っているかもしれませんが、手描きの雰囲気を求めるクライアントもいます。
仕事の取り方を工夫して、アナログで絵を描ける仕組みを作っていきましょう。
アナログの強み

アナログ作品の強みは、なんと言っても”リアルで楽しめること”でしょう。
え、リアルで楽しめるってどういうこと?と思う方もいるでしょう。
これから解説していきます。
近頃の世の中は、新型コロナウイルスの影響によりおうち時間が増えてきているのが現状です。
そこで世の中の興味がだんだんと変化してきたことが分かっています。
それは、ファッションよりインテリアを重視するようになったということです。
外に出て人と接する機会が極端に減少したため、人々は家の中をより良いものにしようと動き出したのです。
そこで最近トレンドになってきているのがアナログ絵画です。
家に一作品でも飾ってあるだけで高級感が増しますし、心が豊かになります。
更に、手書き絵画ならではの質感、匂い、色味などをリアルに感じることができます。
ここにアナログ絵画の強みがあると言え、これから先も需要が増え続けることでしょう。
最後に
まとめると、
- アナログの需要は減っていない
- アナログの雰囲気を好む人がまだまだいる
- 新型コロナウイルスの影響で、需要増
- アナログ絵画のリアリティは唯一無二の強み
ということが分かりました。
これからもアナログ絵画を大切にし、アートで世の中を元気にしましょう!