
美大を志望者で、どの美大に入学すればいいか悩んでいる人は多く見られます。
志望校を決める指標の1つとして、美大の就職率を参考にしてみるのも良いでしょう。
就職率は、国公立と私立によって差が出ます。
今回は、国公立美術大学と私立美術大学でそれぞれ最も就職率が高い大学をご紹介します。
■国公立で就職率が一番高いのは「長岡造形大学」
国公立の美術大学で就職率が一番高いのは、長岡造形大学です。
美大の就職率は通常の大学と比べると低いですが、長岡造形大学はデザインだけでなく様々な分野や業界に就職しています。
そのため、就職率が高くなっていると考えられます。
美大でトップを誇る東京芸術大学は、就職率が低い傾向でした。
これは、大学院へ進学する人も多いからでしょう。
レベルが高い美大ほど、就職率は低くなる傾向があります。
■私立で就職率が一番高いのは「京都美術工芸大学」
私立の美術大学で就職率が最も高いのは、京都美術工芸大学です。
平均的に国公立の美大よりも、私立美大の方が就職率は高い傾向にあります。
就職率は高くても、必ずしも芸術系で就職しているとは限らないので注意が必要です。
私立美大も、レベルが高い学校は就職率が低いです。
国公立美大では長岡造形大学、私立美大では京都美術工芸大学の就職率が高いことが分かりました。
しかし、必ずしも全員が芸術系で就職しているとは限りません。
美大の就職率は、あくまで参考程度にすると良いでしょう。