
イラスト関係の仕事と言うと、イラストレーターやアニメーター、グラフィックデザイナーなどが色々挙げられます。
ここではイラスト関係の仕事をイラストレーターとアニメーターに焦点を絞り、平均給料や年収を上げる方法をご紹介しましょう。
■イラストレーターの給料・年収について
特定の企業に就職するイラストレーターなら月給制で、月18~22万円が相場です。
年収に換算すると、平均は300~500万円程となるでしょう。
一方、フリーランスの平均年収は200~300万円が相場と言われています。
多くの仕事をこなしていたり、大規模案件が多かったりする実力者は年収1000万円以上稼ぐことが可能です。
会社員は月給であるため、給与や年収は上げにくい傾向があります。
一方、フリーランスは仕事の裁量に応じて月の給料が変動するので、年収を上げやすいと言えます。
ただし、不安定さもあるので、一からフリーランスというのは難しいところもあるでしょう。
まずは会社勤めで経験やスキルを積んで、独立を選択すると良いでしょう。
■アニメーターの給料・年収について
原画マンの場合は1枚あたりの単価は2,000~4,500円が相場で、描いたカット数に応じて報酬額が決まります。
また、実力によっては単価が5,000円以上になることもあります。
作画監督や演出になると1話あたりの報酬は25万円が相場ですが、人気監督だと50万円を超えるケースも多いです。
アニメーターの場合は、作画監督になれれば給料アップが見込めます。
特に劇場版を手掛ける作画監督の給料は映画監督と同じレベルで、日本映画監督協会が定める最低給料は350万円と高額です。
コツコツとキャリアを重ねていくことで給料・年収アップにつながります。