当記事は、絵の路上販売について取り上げていきます。

路上販売の実行を具体的に考えている人も、「いつかやってみたいな」と憧れている人も

当記事を読んで路上販売についての基礎をマスターしましょう。


1. 路上販売は私道で

道路は、国や地方公共団体が管理・所有する公道と、

個人や法人が所有している私道の二種類に分けられます。

そして、タイトルの通り、路上販売は必ず私道で行わなければいけません。

公道での路上販売が出来ない理由として、道路交通法第76条が挙げられます。

道路交通法第76条 (一部抜粋)

・何人も、信号機又は道路標識等の効用を妨げるような工作物又は物件を設置してはならない。

この法律では、交通の妨げとなるような物の設置が法律で禁止されています。

警察に対して、使用許可の申請を提出することも可能ですが、

過去の事例を遡ると祭りや花火大会などの地域イベント以外では基本的に許可はおりていません。

ましてや、個人の営利目的では許可されることはないでしょう。

手間はかかりますが、私道を探し、その所有者に許可をもらうことが最も安全かつ近道となります。


2. 出店までの手順

場所を決める

  • 様々なリスクに備えて場所の候補はいくつか用意しておきましょう。

その際、人通りが多い場所を選ぶことは必須です。

昼から夕方にかけては買い物帰りの主婦が多く通る場所、

夜は会社かえりのビジネスマンが多く通る場所など、

開催する時間帯によっても選ぶ場所を変えてみても良いでしょう。

  • トイレの場所をしっかりと確認しましょう。

一人で販売活動を行う場合、作品を残してお手洗いへ行く必要があります。

極力近場で目星を付けておくのがベストです。

所有者から許可をとる

  • 開催場所(私道)の所有者を見つけましょう。

その方からの許可がなければ、もちろん路上販売はできません。

所有者を調べる方法の一つとして、

住所と地番(土地登記簿に登録するために土地に付けられている番号)の特定が挙げられます。

そして、上記2つが把握できれば、法務局サイトから所有者の住所・氏名が確認できます。

  • 連絡をとり、許可を頂きましょう。

その際は、万が一天候が悪い場合は別日程で開催させてもらえるようにお願いするのもお忘れなく。

必要な備品を揃える

絵を設置するテーブルやビニールシート、また看板など必要ものをリストアップしましょう。

備えあれば患(うれ)いなしです。

当日慌てることのないように、当日の自分の姿を頭に描いて用意しましょう。


3. 宣伝について

フライヤーやチラシ、ポスターの作成

開催場所の近所のスーパー、カフェなどのお店に事前に置かせて頂くことで、

地域の幅広い年齢層の方々の目に留まることが期待できます。

また、それらお店への設置交渉の際に、

相手方の担当者や店長さんに気に入って頂ければ強い味方となるでしょう。

その一方で、作成~配布にかけてかなりの時間と労力が必要となります。また、印刷費用もかかります。

自分をアピールできる良い機会ではありますが、

費用や時間、労力に見合った効果が得られるか事前にしっかりと検討しましょう。

SNSの活用

開催前の事前告知に使うだけでなく、開催中のお客さんとの交流の様子をSNSに上げることで、

その場のリアルな雰囲気を宣伝することができます。

また、SNSの良いところは、「繋がり」が作れることです。

来て下さったお客さんとの繋がりだけでなく、その方のお友達(フォロワー)が

あなたの姿や作品を目にする機会もあれば、お友達との繋がりができるかもしれません。

ぜひ、SNSを有効活用してあなたの活動や作品をアピールしていきましょう。


4. 終わりに

路上販売は、勇気がいるものです。

筆者である私も、路上販売ではありませんが、

大学時代ボランティアサークルの活動の一環として路上での募金活動を幾度か経験したことがあります。

その際は、やはり人々からの好奇の目が気になることもありました。

しかし、思いがけない出会いがあったり、

自らの声で多くの人々にあなたの作品を伝えたりすることができるのは路上販売ならではです。

路上販売の経験は、あなたを一回りも二回りも大きくしてくれるでしょう。

ぜひ、勇気を出して一歩踏み出してみませんか。

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